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たった一言で人生が変わるほめ言葉の魔法

原邦雄
アスコム
発売日:2016-12-09

BOOK REVIEW

今回ご紹介するのは、「たった一言で人生が変わるほめ言葉の魔法」(アスコム/2016年)です。

著者は原邦雄さんで、一般財団法人ほめ育財団の代表理事。ほめ育【Ho-Me-I-Ku】を世界共通語に!世界中の人たちに輝かせる!をミッションに掲げ、子供の教育にチャリティーをすることを目的に、「一般社団法人褒め行く財団」を設立。ほめて人を育てる「ほめ育」を196カ国に広げるために、日本だけでなく海外に展開。延50万人にほめることの素晴らしさを伝えています。

たった一言の「ほめ言葉」をきっかけに起きた奇跡!


「8年も疎遠になっていた息子夫婦と和解した。もう、死ぬまで仲良くなれないと思っていたのに」
「不仲だった父親と、今では強い絆で結ばれている」
「関係が冷え切っていた夫が心をひらき、何でも相談し合えるようになった」

(本文より)

これは著者と出会った方々の言葉。きっかけになったのは、著者が提唱する「ほめ言葉」。ほめ言葉を使って、人生を劇的に変える、人生に奇跡を起こす方法が書かれているのが本著です。

構成は以下の通り。

第1章 ほめ言葉のすごい力
第2章 相手に届くほめ言葉、届かないほめ言葉
第3章 誰でもほめ上手になれる12の法則
第4章 ほめて自分が幸せになる生き方

「ほめ言葉」の本当の意味は?

お世辞とほめ言葉の違いについては、


ほめるというのは、相手の人間性を肯定することです。 (中略)お世辞は「おだてておけば、相手はいい気分になるだろう」という、相手を見下した心が背景にあります。それが見透かされるようでは、かえってその人との関係は悪くなってしまいます。

(本文より)

例えばネクタイ選び一つにしても、ネクタイ自体を単純にほめる(おだてる)のではなくて、ネクタイの選び方などそのプロセス、気持ちを推し量ることが必要だということがわかります。 また、ほめることと叱ることの関係について以下のように書かれております。


「ほめる」の反対は、「叱る」ではなく「比較」。(中略)「ほめ言葉」には、ときには「叱る」ことも含まれます。

(本文より)

「ほめる」と「叱る」のバランスをとりながらコミュニケーションを取ることも大切だと伝えております。そして我々がすぐにできるファーストステップは「1日1ほめ」からだとか。

また、特に読んでいただきたいのが「第4章 ほめて自分が幸せになる生き方」。第3章までは家族など他人との関係においてのほめ言葉を扱っていますが、他人の心を満たすのに大切なのは「自分の心」。シャンパンタワーのシャンパンのように自分の心が満たされないと他人の心を満たすことはできないのです。そのために就寝前に自分をほめるなど、具体的な方法も示されています。

ほめ言葉の意味、そしてほめ言葉を使ったコミュニケーションを教えてくれる一冊です。

カテゴリー:BOOK INDEX, 原 邦雄, 著者ハ行
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