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ケンブリッジ式1分間段取り術

塚本 亮
あさ出版
発売日:2019-04-17

BOOK REVIEW

今回ご紹介するのは、『ケンブリッジ式1分間段取り術』(あさ出版/2019年)です。

著者は塚本亮さん。1984年京都生まれ。高校時代、偏差値30台、退学寸前の問題児から一念発起し、同志社大学に現役合格。卒業後、ケンブリッジ大学大学院で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、京都にてグローバルリーダー育成を専門とした「ジーエルアカデミア」を設立されてます。

ケンブリッジで学んだ行動習慣とは?

プロフィールにもある通り、高校時代は偏差値30台でさらには警察や裁判所のお世話にもなったことがあるとか。そんな著者が同志社大学を現役合格し、ケンブリッジの大学院で学んだ経験をもとに、現在では年間100本の講演をこなしながら、企業へのコンサルティング、翻訳・通訳、本の執筆など多岐にわたる活動をされております。そんな中から培った「段取り力」が1冊にまとめられています。

構成は以下の通り

第1章 ゴールまでの道のりを描こう
第2章 頭の中をスッキリと整理しよう
第3章 コミュニケーションで段取りを加速させよう
第4章 集中できる環境をつくろう
第5章 段取り力を高める習慣

段取り力を高めるためにステップを踏んで事例などが紹介されているのですが、実は本書に共通したテーマがあるのです!それを次にみていきましょう。

「段取り力」を高めるには「コミュニケーション力」を高めることが必要!?

会社にお勤めの方であれば、ご自身の仕事のスケジュールをどのようにされているか思い出してみてください。大小問わず、プロジェクトをされている方であれば、ご自身の担当の業務スケジュールのみならず、上司や役員への説明のスケジューリングや会議日程の調整などをされますよね?

最初に、著者は本の原稿書きを例に挙げていて、サティスファイサーを目指しているそうです。サティスファイサーとは、アメリカの心理学者バリー・シュワルツ博士によるもので、最高の選択を望むのが「マキシマイザー」、まずますのところでも満足するのが「サティスファイサー」。著者は「サティスファイサー」を目指すことを勧めています。というのは、自分自身の考える100点と出版社の考える100点は異なるから。だから、最初は70〜80点のものを最初に書き、編集者と相談した上で最終的に100点のものに仕上げているのだとか。会社勤めの場合であれば、上司や取引先がスピード重視なのか、正確性重視なのかを確認した上で業務を進めるとそれだけで効率的ですよね。だから、段取り力を高めるにはその前段階のコミュニケーションが必要になってくると思います。

その他にも、相手に仕事をお願いするときは相手の頭にイメージしやすい分かりやすい言葉で話をする、一緒に仕事をする相手を理解するために事前準備をして円滑なコミュニケーションを心がけるなど、「段取り力」を高めるにはコミュニケーションが大切なことと教えてくれています。

会社でお勤めをされ、仕事の進め方に悩んでいらっしゃる方に手にとっていただきたい一冊です。

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