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たった1分で仕事も人生も変える 自己紹介2.0

横石 崇
KADOKAWA
発売日:2019-05-24

BOOK REVIEW

今回ご紹介するのは、『たった1分で仕事も人生も変える 自己紹介2.0 』(KADOKAWA/2019年)です。

著者は横石崇さん。「Tokyo Work Design Week」発起人。多摩美大卒業後、広告代理店、人材コンサルティング会社を経て、2016年に&Co.,Ltd(アンドコー)を設立。ブランド開発や組織開発をはじめ、テレビ局、新聞社、出版社などとメディアサービスを手がけるプロジェクトプロデューサーです。

「肩書」で自分を語らず、「未来語り」で信頼を掴む。

「自己紹介」と言う言葉を聞くと、「相手に何を話そう」とか、「自分のやっていることをうまく伝えられない」などの悩みや葛藤が出てくるのではないでしょうか。著者も同じような悩みを抱えていたそうです。そんな時、著者がある方とファミレスでコーヒーを飲んでいた時に、自己紹介が話題に。著者の苦手意識を告白したところ、「自己紹介は未来を紹介するもの」と言われたことが木かっけになり自己紹介の研究をし、本著をまとめられるようになったのだとか。そして、未来を語ることで様々な仕事の依頼が来たそうです。そんな未来を語る自己紹介を学べる一冊。構成は以下の通り。

第1章 自己紹介をアップデートする理由
第2章 「期待のマネジメント」が成否を決める
第3章 最強の自己紹介は「未来」を語ること
第4章 自分を知るための[7つの道具]
第5章 「個の越境」が人生を豊かにする


今回は「第1章 自己紹介をアップデートする理由」「第3章 最強の自己紹介は『未来』を語ること」のサマリーをご紹介したいと思います。

第1章 自己紹介をアップデートする理由

世の中が「組織の時代」から「個の時代」に変わってきています。個人の働き方がフリーランサーや独立して起業する、までに至らなくても、個々人が信念や目的意識を持った生き方が必要になったのです。その時に必要なのが個人と個人がつながるために役立つツール。それが自己紹介なのです。それでは「組織の時代」から「個の時代」になるに至り、自己紹介も変わっていく背景は、組織構造が変わること、企業価値が変わること、働き方と学び方が変わること、求められるスキルが変わることがあり、いずれも働き方が変わることにより、既存の社長をトップとしたヒエラルキー組織から変わっていくことによる変化によるものです。

第3章 最強の自己紹介は「未来」を語ること

自己紹介で語る上で大切なのは、肩書きや所属に縛られずに、相手との未来において自分が提供できる価値を語ること。そのためにトークの巧拙は必要としていないのです。そして、自己紹介をするにあたってのパターンや「未来」「過去」「現在」の自己紹介での作り方が紹介されています。これはサイモン・シネックが紹介しているゴールデンサークル理論とも符号をしていて、未来=なぜそれをするのか(Why)、過去=どうやってやるのか(How)、現在=何をやるのか(What)となるのです。

そのほかにも、自分自身の持っているスキル、人材などのリソースを振り返るワークも含まれております。これまで以上に「個」が重視される時代。自己紹介を通して自分をブラッシュアップ、新しい自分を創っていくことのできる一冊です。

カテゴリー:BOOK INDEX, 横石 崇, 著者ヤ行
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