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50歳からのゼロ・リセット (青春新書インテリジェンス)

本田 直之
青春出版社
発売日:2019-05-21

BOOK REVIEW

今回ご紹介するのは、『50歳からのゼロ・リセット』(青春出版社/2019年)です。

50歳は生まれ変われるチャンス!

著者は本田直之さん。レバレッジコンサルティング株式会社の代表取締役。シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQの上場に導いています。現在は日米のベンチャー企業への投資育成事業を行なっております。また、ハワイと東京の2拠点で生活をされていることでも有名な方です。
そんな著者は2018年に50歳を迎えました。50歳手前あたりから環境の変化についていけなかったと言います。しかし、環境が変化するならば自分で考え、動き、対応することが大切だと言ってます。そのための指南書となるのがこちらの一冊です。構成は以下の通り。

第1章 「手放す」ことで自分の本当の強みが見えてくる
第2章 変化の時代、「何を」譲らずに生きるのが幸せか
第3章 今こそ、自分の「現在地」を確認しておく
第4章 「自分の人生」を取り戻す、この小さな一歩

自分の現在地を確認してますか?

著者は50代で自分の価値を客観的に調べるべきと伝えています。


あなたが働いて得ている給与、賞与が全国平均よりも高いのであれば、「会社」はあなたの価値を認めてくれていることになります。しかし、同業他社があなたの価値を同じように見積もってくれるかどうかは、また別の話です。

(本文より)

今の自分の立ち位置を客観的に知ることが大切で、例えば転職エージェントで自分の立ち位置を面談などすることを勧めています。すると自分の現在の年収よりも半分以下ということもあり、現在の会社が一番自分の価値を評価してくれていることに気がつきます。むしろ著者は50代は会社を辞めてはいけない、とも言ってますが、客観的に条件が良いこと、毎月の給料を確保し安定した環境にいながら60代以降の準備の時間を持てること、時代の変化により副業、複業が認められていることを理由として挙げています。

自分らしい人生を送るには?

それでは、50歳以降で自分らしい人生を送るにはどのようにすれば良いでしょうか?著者はまずは自分の能力の価値をはかるために実験として複業を始めることを勧めています。手段としては、本業の勤務時間外でのアルバイトやこれまでの培った業務知識を活かしてのコンサルティングなど。しかし、アルバイトは時間の切り売りですし、コンサルティングなどは顧客獲得のための集客活動もあり、月に5万円稼ぐことすら難しいことが理解できるはずだというのです。そしてそれを実験することで本当に自分のやりたいことが見えてくるというのです。

そのほかにも、食事、運動、睡眠など健康面でも充実した人生を送るための秘訣が伝えられています。「50歳からの〜」というタイトルになっていますが、30代、40代の方でも一読をすると、これからの自分の人生設計を学べると思います。

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